資料提供:(社)京のふるさと産品価格流通安定協会
京のブランド産品
〔索引〕
水菜  ・壬生菜  ・九条ねぎ ・伏見とうがらし ・万願寺とうがらし ・聖護院だいこん ・くわい ・京たけのこ
紫ずきん ・京山科なす ・丹波くり ・鹿ケ谷かぼちゃ ・堀川ごぼう ・賀茂なす ・えびいも ・花菜 ・金時にんじん
やまのいも
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水 菜水菜写真←クリック
葉に深い切れ込みがあるのが水菜の特徴。江戸時代の書物に京都南部の東寺や九条あたりに、品質の良い水菜が栽培されていたことが記されています。
京都の水菜は葉柄が繊細で細く白く、緑の葉とのコントラストが実に美しい野菜です
アクがなく柔らかく、かつシャキシャキとした水菜は、京野菜の代表ともいえます。


〔ヘルシーメモ〕
 水莱は老化防止に役立つといわれるビタミンEを多く含むほか、ビタミンCも含まれているのでC+Eの相乗効果で細胞の老化防止を防ぎ、発ガン物質や遺伝子を傷つける活性酸素の生成を抑えることができます。もちろん繊維もたっぷりですから、消化を助け大腸ガンの予防にも効果大といえます。

〔クッキング〕
冷しゃぶ
ベーコンサラダ
トン巻きフライ
壬 生 菜壬生菜写真←クリック
1800年代に水菜の自然交配でできたといわれる壬生菜は、現在の中京区・壬生寺付近で多く栽培されていました。
葉が細く、ヘラのような形をしているのが特徴です。
ほんのり辛子の香りがあって、昔から京漬物の中でも千枚漬けなどに添えられ、高級品として扱われてきました。

〔ヘルシーメモ〕
 ビタミンCは単に美容効果があるだけでなく、風邪の予防や骨を丈夫にする効果、肝臓の解毒にも役立つといわれています。壬生菜はビタミンCがほうれん草の約1.4倍も含まれているというスグレ物。繊維質も多く、ほんとうに身体に優しい京野菜です。

〔クッキング〕
壬生菜と油揚げの炊いたん
玉子・ハムサラダ
生ゆば巻き
九 条 葱九条ねぎ写真
葉の内部のぬめりが、甘みと柔らかさの秘密である九条葱。
京都でのネギ栽培の歴史は極めて古く、約1300年前に始まったとの記録があります。
九条葱は日本の葉葱の代表品種であり、関東の根深葱と対象的です。京都市の南区・九条辺りで多く栽培されていたのが名前の由来です。



伏見とうがらし伏見とうがらし写真
伏見唐辛子は、1684年の書物「雍州府誌」に「山城の国、伏見辺りで作られたものが有名」と記されており、かなり古くから伏見付近を中心に栽培されてきたことが伺えます。
別名「ひもう」ともいわれ、とうがらしの中では最も長くなる品種です。京都では家庭菜園で作っている農家も多く、焼き物・煮物・炒め物等夏場の重宝野菜です。


〔ヘルシーメモ〕
 伏見とうがらしは、タンパク質・カルシウム・リンなどがピーマンの約2倍、食物繊維は3倍という優れた栄養価をもつ野菜です。
 さっと焼くだけで簡単に食べられ、食欲も増進する夏パテ解消野菜として、古くから重宝されてきました。美味しさ+ヘルシー、それが京の伝統野菜です。

〔クッキング〕
京風味三種
マリネ
豚肉の味噌いため
万願寺とうがらし万願寺とうがらし写真
舞鶴生まれの京野菜「万願寺とうがらし」は、大正末期、伏見とうがらしとカルフォルニア・ワンダーという大型とうがらしが交雑してできたのではないかといわれています。
とうがらしの王様ともいえる大きさをもちながら、果肉は軟らかく甘味があり、かつ種が少なく食べやすいことが特徴です。
味の良さと、形の面白さで、人気急上昇中の京野菜です。

〔ヘルシーメモ〕
ピーマンよりもビタミンCが豊富です。
 ビタミンCは、美しくなって健康になれる栄養の源。ただし、毎日摂取しないと多い分は流れてしまう栄養素です。
 素湯げ・サラダ・焼きとうがlらしなど万願寺とうがらしを、いつもあなたの食卓に。

〔クッキング〕
素揚げと焼き物
ハム詰め
牛ソテー
聖護院だいこん聖護院だいこん
大きく真丸な聖護院だいこんは、170年くらい前に、尾張の国から奉納された長大根を、京都の篤農家が聖護院辺りで栽培するうちに丸い大根になったとか。
苦みが無くほんのり甘味さえある聖護院だいこんは、長時間炊いても煮崩れせず、とろけるような味わいになるのが特徴です。
「ふろふきだいこん」や「おでん」が一般的です。


〔ヘルシーメモ〕
ビタミンCとカリウムが豊富。ビタミンCは遺伝子を傷つけるという活性酸素の生成を抑えガン予防にも役立つといわれています。
 消化を助けるジアスターゼが多く、身体に優しい野菜であることは衆知の事実。昔から伝わる千本釈迦堂の「大根焚」には中風封じの祈りが込められています。

〔クッキング〕
ふろふきだいこん
揚げだしだいこん
洋風ポトフ
くわいくわい写真
 「よい芽が出ますように」との願いを込めて、京都のおせち料理に欠かせないのがこの「くわい」。
 かつて、くわいの産地は京都市南区の東寺周辺だったそうです。標高が低く井戸をほればすぐ水が湧きだすような低湿地であったため、良い「くわい」ができたとか。現在は市内ではほとんど作られなくなり、京都府の南部・南山城村で受け継がれています。
 

〔ヘルシーメモ〕
 炭水化物が多くほとんどがデンフンです。甘味と特有のほろ苦さが、正月の味として心に残っている人も多いはず。
 季節を味わうのも、健康づくりの一つです。

〔クッキング〕
田楽
煮物
くわいチップ
京たけのこ京たけのこ写真
 1654年に宇治黄栗山万福寺に明国の僧・隠元が猛宗竹の母竹を携えて来日し、これが西山の麓一帯に定着したという説と、唐に渡っていた僧が持ち帰り、長岡京而の奥海印寺辺りに植えたのが始まりの2説があります。
 えぐみがなく、軟らかく甘味がある京たけの
こは、並々ならぬ栽培農家の丹精から生まれます。手作業での施肥・士入れ・竹の間伐などが日本一の誉れを守り続けています。

〔ヘルシーメモ〕
 ミネラル成分のカルシウムやカリウム、亜鉛を多く含んでいます。カリウムには利尿作用があって、体内の老廃物を排出してくれます。食物繊維が多いので便秘の解消や大腸ガンの予防にも効果的。ただ、胃腸の弱い方は食べ過ぎにご用心を。

〔クッキング〕
若竹煮
木の芽和え
京たけのこ天ぷらとタラコ和え
紫ずきん紫ずきん写真
 紫ずきんは、最高の品質を誇る京都の丹波黒大豆からうまれました。
 粒がうっすらと紫に色ずくことから命名された紫ずきん。甘味たっぷりの秋の味覚です。

〔クッキング〕
紫御膳
紫ずきんサラダ
かき揚げ
京山科なす京山科なす写真
京都市山村区の西野辺りで古くから栽培され、昭和初期まで京都で「なす」といえば東山村なすを指すほど、京都のなすの主流を占めていました。
 皮が薄く、傷つきやすく、収量が少ないため、他の品種にとって代わられましたが、京都府農業総合研究所等が栽培試験を繰り返し、平成8年に見事復活させました。
 皮が薄く肉質が柔らかく緻密で、種が少ないのが特徴。煮物、焼物、薫物などどんな料理でも昧よく仕上がる、夏の逸品です。

〔ヘルシーメモ〕
 京山科なすには発ガン物質や遺伝子を傷つける活性酸素の生成を抑えるビタミンCや、ナトリウムを排出し血圧を下げる効果をもつカリウムが多く含まれています。
 味は保証付き。美味しさ+ヘルシー、夏パテ防止にあなたもどうぞ。

〔クッキング〕
焼きなす
山科なすそうめん
ニンニク炒め
丹波くり丹波くり写真
 丹波栗とは、特定の品種をいうのではなく、丹波地方から産出する栗の総称です。丹波は、日本栗の発祥地とされ1,000年の歴史を持っています。丹波地方の気候風土(昼と夜の気混差が大きく、夜間の低温に晒される)により、甘く、枯りがあって、味・香りの良い栗ができます。
 煮崩れしにくく、色落ちしないので、料理以外でも、甘露煮など保存性のある加工品にも利用され、1年を通じて美味しさを楽しめます。

〔ヘルシーメモ〕
 栗は、種実類の中では珍しく、でん粉を貯蔵物質としています。ゆで栗とご飯を比べると、ビタミンAは28倍、B1は8倍、Cは17倍含まれ、栄養的に非常に優れています。
 古代からカロリー源として食用に供されてきましたが、単品でビタミン類を同時に摂取できる食品として見直したいものです。

〔クッキング〕
シロップ煮
栗ご飯
栗きんとん
鹿ケ谷かぼちゃ鹿ヶ谷かぼちゃ写真
 京都の送り火で名高い大文字の麓、京都市左京区鹿ケ谷で150年も前から作られていました。
 肉質は緻密・枯質で煮くずれせず、光沢に優れています。味は比較的淡泊で、甘みも少ないので、味付け次策でどんな味にも染まります。
 形がユニークなので、食用以外に置物や茶席の飾り、花材や画材としても利用されています。
 中風封じで有名な安楽寺のかぽちゃ供養にも使われています。

〔ヘルシーメモ〕
 成人病予防の効能が期待されているリノレン酸等の多価不飽和油脂酸の含有量が、市販のかぼちゃより6〜7倍も多く含まれています。
 また、ガンの発生を抑える物質が含まれていることも分かってきました。
 ビタミンCミネラルが豊富なヘルシー野菜で、あなたもガン封じ。

〔クッキング〕
グラタン
鶏ミンチの鋳込み
そぼろあんかけ
堀川ごぼう堀川ごぼう
 秀吉の贅を尽くした緊楽策が取り壊され、周りの掘が住民たちのゴミで埋められていくうち、ゴミの一つとして捨てられたゴボウが、巨大なコボウに生長し受け継がれてきたという掘川ごぽう。
 ゴミといっても昔のゴミは、ビニールや化学物質がなく、有機栽培の原型みたいなもの。 香りが高く、繊維が軟らか、味が芯までよくしみ込むのも掘川ごぼうの特長です。

〔ヘルシーメモ〕
 堀川ごぼうは一般のごぽうに比べて、圧倒的に栄養価が高く、高血圧予防に役立つカリウムが約2倍、大腸ガン予防に役立つ食物繊維が約2.5倍、その他の栄養素なども実に豊富です。コレステロールを下げ、腎臓機能も高 めてくれるという超ヘルシー食材です。

〔クッキング〕
えびいこみ
たたきごぼう
穴子のいいむしいこみ
賀茂なす加茂なす
 京都の賀茂なすは、江戸時代の書物に「ナスには紫茄、黄茄、白茄いろいろあるが紫茄が良い。形はまた、細長い長茄などあるが、風味円大な洛東河原(現在の左京区吉田・田中辺り)のものが最高である」と記されています。
 その種を大切に守り育ててきたのが上賀茂の人たち、「なすの女王」ともいえる風格をもつ京の逸品です。

〔ヘルシーメモ〕
 賀茂なすには発ガン物質や遺伝子を傷つlナる活性酸素の生成を抑えるビタミンCや、ナトリウムを排出し血圧を下げる効果をもつカリウムが多く含まれています。
 ビタミンCは、美容にも必須。さまざまなメニユーでお楽しみください。

〔クッキング〕
田楽
ライスコロッケ
えびそぼろあんかけ
えびいもえびいも写真
 えびいもは、里芋の一種で、品種ではなく栽培方法の違いにより作り出されるものです。
 安永年閏(1772〜81)、平野寮「いもぼう」
の祖先・平野権太夫が、青蓮院宮が長崎から持ち帰られた里芋の種を預かり土入れをして丁寧に育てているうちに、皮に縞がある大きな海老のような形をした芋が取れるようになり、宮が「えびいも」と名付けられたとか。美味しさ抜群、まさに京の逸品です。

〔ヘルシーメモ〕
 デンフンが主成分で、東南アジアの島々では主食にもされる里芋。その中でも「えびいも」はデンフン質が多く、消化吸収力が優れています。塩分を体外に排出する作用のあるカリウムも多く、高血圧予防にもおすすめです。

〔クッキング〕
揚げえびいも
京風雑煮
いもぼう
花菜写真ボタン
 秀吉の時代から、冬の切り花として伏見寒咲なたねが栽培されていたそうですが、戦後その花が蕾だけ摘み取られて食用として供されるようになりました。心地よい歯応えをもつ春ならではの食材です。
 「菜の花漬け」も、季節を彩る京漬物としてすっかり有名に。
 和え物やサラダ、花菜ソテーに花莱寿司など、まさに「春」をいただきましょう。

〔ヘルシーメモ〕
 花莱の人気の秘密は、味が良いこと、季節感があること、美しいことのほかにその高い栄養価にあるといえます。
 ビタミンAやカルシウムがブロッコリーよりもはるかに多く、制ガン作用があるほか最近では花粉症の予防にも効果があるといわれています。

〔クッキング〕
からし和え
貝柱とサラダ
花菜ごはんと花菜汁
金時にんじん金時にんじん
 金時にんじんは、冬の京料理に欠かせない彩りとして「京にんじん」とも呼ばれ古くから親しまれてきました。
 京都の金時こんじんは、特に軟らかく甘味がありかつ芯まで真っ赤であることが特徹です。
金時にんじんの紅はリコピンを多く含み、最近特にガンを予防する効果が高いことでも注目されています。
 香りの高い間引き莱の和え物も最高です。

〔ヘルシーメモ〕
 金時にんじんは、コルステロールを下げ、高血圧など生活習慣病の予防に効果があるとされるリノレン酸を多く含んでいます。その数値は普通のにんじんを2倍以上となっており、ビタミンB1やC,E、食物繊維も普通に比べると約2倍多く含まれます。

〔クッキング〕
金時にんじんのふくめ煮
ぐじの紅白蒸し
金時にんじんと糸こんにゃく
やまのいもやまのいも写真
 「つくねいも」ともいわれる京都の「やまのいも」は、古くから日本三景の一つ「天の橋立」のある京都府宮津市で栽培されてきました。 水はけがよくかつ常時適度の湿りがある、いわゆる「いも地」で育てられた「やまのいも」は、肉質が締まり、水分が少なく粘りがたいへん強いのが特徴です。
 きめの細かい「とろろ」はもちろん、和菓子
の材村としても最高の食材です。

〔ヘルシーメモ〕
やまのいもは慈養強壮に役立つと言われるくらいヘルシー野菜の代表格。
 消化が良い上に栄養価が高いことから、老人や虚弱体質の改蕾に古くから責重な良材として使われてきました。
 喉のとおりを良くするサボニンの効果も古くから知られています。

〔クッキング〕
やまいもソーメン
吸とろろ
やまいものあられ揚げ

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